「"あなたはしろいねこだ"と、言っています!!」急に霊能力バキバキになった松山ケンイチが可愛くみえるのは、私だけでしょうか?
皆さんこんにちは、癖のあるドラマ考察チャンネルの女子力行方不明です。
今回は、ドラマ『100万回言えばよかった』の第一話で登場した「白猫」の意味について、考察・深堀していきます。
『100万回言えばよかった』で、直木が悠依に伝えた「白猫」とは、一体どういう意味だったのか、絵本の内容と共に考えていきます。
100万回言えばよかったの白猫とは?
ドラマ『100万回言えばよかった』で、出てきた"白猫"というキーワード。
問題"白猫"のシーンは、直木がみえるようになって霊能力バッキバキの刑事・魚住(松山ケンイチ)が、直木の存在を証明するべく、悠依と行ったファミレスでのシーンでした。
ファミレスで、魚住が「直木さんは、そこに、いるんです。私にはみえてますし、声も聞こえてます。私の家は代々寺で。」と必死に説明するも、信じられない悠依は、その場を立ち去ろうとします。
私が悠依の立場でも、同じ行動をすると思います。
普通に怖いですよね(笑)
席を立つ悠依を見て、直木は魚住に「悠依は白いねこだって言って!」と言い、魚住は「しろいねこ~!あなたは白いねこだと言っています。」と直木の言葉を伝えます。
しかし、悠依は「何の事ですか?」と、ファミレスを後にします。
100万回言えばよかったと絵本の関係を考察
『100万回言えばよかった』にたびたび出てくる『100万回生きたねこ』という絵本。
名作絵本ですが、ドラマとの関係が気になりますね!
絵本・ 100万回生きたねことは?
『100万回生きたねこ』は、佐野洋子さんによる1977年に発行された絵本です。
何度も生き返るねこが、100万回生まれ変わって、やっと愛を知る様子は、子供向け絵本ではありますが大人から絶大な支持をされています。
ドラマとの関係
ドラマ『100万回言えばよかった』では、絵本『100万回生きたねこ』の絵本がたびたび登場します。
2人の思い出で悠衣の好きな絵本
本屋で悠依が立ち読みしていた絵本が"100万回生きたねこ"でした。
悠依が「うちにあったよねぇ」と言うと、「買おう!」と直木が買った絵本です。
その後、こども食堂で悠依が子供たちに読み聞かせしていたのもこの絵本でした。
読み聞かせのシーンは、この部分でした。
"ねこ「そばにいてもいいか」と白いねこにたずねました。
白いねこは「ええ」と言いました。
ねこは白いねこのそばにいつまでもいました。"
ドラマでは、描かれていませんが、悠依と直木の中でこういったやりとりがあったのかもしれませんね!
白猫は最後に愛した猫
絵本"100万回生きたねこ"で主人公のねこは、何度も生き返る事が出来るねこです。
ねこが死ぬ時に飼い主は涙を流しますが、生き返ることが出来ると分かっているねこは、その涙の意味を理解することは出来ませんでした。
ある時、のら猫に生まれ変わっあ100万回生きたねこは、白いねこと出会い、初めて愛を知ります。
白いねこと共に生きた100万回生きたねこは、年老いて動かなくなった白いねこを見て、涙を流し、自らも白いねこの隣で静かに目をとじます。
その後、100万回生きたねこは生き返ることは無かった、というお話になっています。
100万回言えばよかったと絵本に関するSNSの反応
ドラマ『100万回言えばよかった』と『100万回生きたねこ』に関する声をネットから拾ってみました。
白い猫と出会えた「100万回生きたねこ」は生まれ変わる事を拒否して幸せな最期を迎えたけど、直木にはもう一度生き返って幸せになって欲しい
まとめ
以上、まとめますと
・ドラマ『100万回言えばよかった』に出てくる『100万回生きたねこ』は、1977年に発行の佐野洋子さん作の絵本。
・『100万回生きたねこ』は、何度も生き返るねこが真実の愛を知る物語。
・ドラマ『100万回言えばよかった』で、直木が魚住を通して悠依に伝えた"白いねこ"は『100万回生きたねこ』に出てくる猫が愛した白いねこのことではないか。