鬼の目的は、病院の秘密をライブ公開すること。
皆さんこんにちは、癖のあるドラマ考察チャンネルのすぐ泣くです。
実は高所恐怖症なので個人的に心配している櫻井翔さん主人公の映画みたいなドラマ。
作り込まれていてかなり引き込まれたのは私だけではないのでは?
久しぶりに画面に食いついてしまっていました。
そんな、大病院占拠の考察・伏線一覧を分かりやすくまとめてみました。
オープンしたてなら医療ミス隠ぺいには早い気がするし、目的は何だろう?
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大病院占拠の考察・伏線一覧
大病院占拠の考察・伏線一覧を各回でまとめてみました。
真相解明に向けて参考にしてください。
第1話考察と伏線
以下は1話のメモです。
・知事の訪問時を狙った占拠
・訓練を受けているであろう鬼の集団
・調子悪そうな看護師。患者として解放されなかったか
・病院の不祥事について添付されたメールを持つYoutuber
・セキュリティの高い病院をあえて使った理由は?
・足を引くづっている男(犯人一味)
・簡単に死者を出す鬼 初動の恐怖植え付けか
・武蔵裕子が殺されなかったのは本当に運か?わざとか?
・鬼が知事に敬語をしゃべった理由は
・「鬼」例の場所への侵入経路を探すとは
このうち次の4つについて取り上げました。
知事の訪問時を狙った占拠の意味
知事の訪問を狙っているのは明らか。
ここに占拠の目的がありそう。
知事は病院の秘密に関わっているのか分かりませんが
関わっていない場合は、その処分をライブ配信で国民に直接公開させるのが目的かと思います。
関わっている場合は、国民への謝罪や言い分をライブ配信するのが目的でしょうか。
出来立ての病院への怨恨はあり得るのか?
オープンしたばかりの病院ということで、
そんなに早く不祥事が起こり、今回のような占拠計画が立てられるものなのか疑問。
なので、この病院で起こった医療ミス等が原因ではないと思われる。
この病院建設や目的事態に対するものなのか?
また、知事訪問を狙ったのは、知らないであろう知事に
病院のある隠蔽をライブ配信で公開したところで、どう処分するか
その場で判断させるためではないかと思われる。
例の場所への侵入経路を探す、これが目的か
鬼のこの会話が一番引っ掛かりました。
何か病院設立にあたり、隠蔽されていること・場所があるのか?
その「侵入経路」を探し、公開することが目的なのかもしれません。
病院内で隠蔽したい場所とは何でしょうか?
第2話考察と伏線
以下は2話のメモです。
・鬼のうち4人は女性
・黄色は男で銃器を入手したのではと言われている
爆発した後に、救急車が入ったので内部に共犯者がいたはず。誰か?
院内の協力者は誰か?
人質の中にいるのか?それとももう既に外に出ているか?
思い出すと清掃業者のものがトイレ内に爆発物を置いていた。
百鬼夜行のライブ配信の目的は人質全員の罪を暴くのか?
最初のライブ配信の内容から、人質の罪を暴くことが予想される。
警視庁でなく、神奈川県警が対象なのも気になるところ。
管轄がそうなのでしょうが。
周防あかりは3カ月前に死亡届が出ている
近く、ライブ配信の犠牲者となるのか?
これは単に個人の問題なのではなく、
神奈川県警等、組織的な問題なのだろうと推測できる伏線だ。
死亡届が受理されるまでの過程で、何か組織の隠蔽
そして、誰かの陰謀があるのでしょう。
武蔵裕子の罪は何か?
主人公・武蔵の妻である彼女にも罪があるのか?
だからこそ人質にいるかもしれない。
彼女の罪は最終回、となるのかも。
それとも知事が最終回か?
鬼の中に女性が4人もいるのはなぜ?
女性が4人もいるのは意味があるのではないだろうか?
最終的な鬼の目的は神奈川県警か?
鬼が神奈川県警と交渉を行い、炎上させているところを見ると
最終回は神奈川県警の不正を暴くことが目的ではないのだろうかと推測する。
それは知事の罪隠蔽と関係あり、それを公にすることで信用失墜に追い込むのが
鬼の目的ではないだろうか。
第3話考察と伏線
3話も目が離せない展開でした。
鬼の正体3人も判明。
青鬼の計画に乗ったとは?
鬼それぞれ別々の目的・恨みがあって人質がいるようだ。
その中でもボスである青鬼は復讐をネタに何か1つの計画に皆をのせたようだ。
それはいったい何なのか?
壮大な権力の罪を暴露することでしょう。
病院?神奈川県知事?神奈川県警?
これが一番の見どころとなるでしょう。
娘の目的は何か?
娘が何かキーとなる描かれ方をしている。
SNSも使いこなしているようで、武蔵の子供として、武蔵の悪口「あいつはヒーローなんかじゃない」を書き込んだのだろうか。
ただ、家で荒れていた父親を恨んでいる。それだけだろうか。
恐らく、彼女がどうというよりは今後、武蔵かその妻を
娘をネタに窮地に追い込むことになる伏線と思われる。
イナバウアー由衣の目的は
鬼の携帯電波遮断器の場所までつきとめて止めたイナバウアー由衣。
随分と活躍していて、仲間と連絡を取れました。
彼女はすぐに動画を公開することはしないで、「考えがある」と言っています。
いったい、何をしようとしているのか?
考えているのは自身のYoutubeチャンネルをバズらせることか?
それとも鬼の真相を暴くことか。(それもバズらせることになるが)
自分の安全を確保しつつバズらせることが目的と思われる。
なので盗撮したものは公開はしないで、情報をもう少し探りながら、
動画なしで「証拠はもっている」と鬼を脅迫して、自身のチャンネル価値を高めるのではないだろうか。
兄弟の橙鬼・茶鬼の目的とは?
次のターゲットは決まっているようだ。
兄弟の橙鬼・茶鬼は写真の医者を見て、「兄ちゃんいよいよだね」と。
茶鬼の大水洋介さんはオネエであり、いつもラバーガールのお笑い動画を見てる私は爆笑しましたが
初めて見た人は「存在感ある」とツイートしていた人もいましたので、
知らない人にはいい感じだったようです。
この段階では情報少ないので何とも言えませんが、おそらく次の目的を果たすのがこの兄弟なのでしょう。
第4話考察と伏線
4話も目が離せない展開でした。
鬼の正体がさらに2人も判明。
あらゆるところに仕掛けている爆弾の目的
あらゆるところに仕掛けている爆弾をイナバウアー由衣が発見。
最終的には病院を爆破するつもりなのか?
SATの潜入を想定しているのか?
鬼の目的は、罪を暴くことであり、破壊することではないはず。
爆弾はあくまで、最悪の事態を想定したものでしょうか。
爆弾をどうせなら全部解除してほしいな
心療内科の常陸先生生きていた
第1話でころされたはずの常陸先生が鬼の正体でありました。
やはり生きていた、と考察していた人も多かったようです。
つまり、あれが「鬼の演出」であることがわかります。
恐怖心を植え付け、扇動をしやすくする演出に成功しているなという見立てはやはり正しかったのがわかります。
しかし、この心療内科の動機はなんでしょうか?
妻の何かに対する復讐なのでしょうか。
夫婦の鬼。血が怖い?
夫婦の鬼が登場。顔も割れました。
血が怖い、女の鬼。
過去のトラウマのようです。
第5話考察と伏線</h3≻
武蔵の娘・えみりは鬼に拉致されて冷凍車に閉じこめられていた。
救出までのリミットは1時間。
監視カメラに映った車を追う武蔵と相模。
病院では青鬼に扮した佐渡が狙撃され意識不明の重体となり、
裕子はオペ経験のある看護師の派遣を県警に要請する。
第5話は「大救出」
武蔵はえみりを、裕子は佐渡を助けられるか。
「パパ助けて」って言ってもらえない武蔵もかわいそう。
ま、仕方ないとこもあるけどね。
鬼たちの対立?
警察の狙撃により傷を負った佐渡医師を見て桃鬼は動揺します。
「このままじゃあの人死ぬよ!」と叫び
灰鬼の常陸医師は「父さんが何とかする」と言い落ち着かせようとします。
「関係ない人は傷つけない約束だった」という灰鬼は心療内科医の常陸医師、桃鬼は娘の亜理紗でした。
2人の目的は甲斐医師の死の究明。
ですが甲斐医師と常陸親子との関係性は未だ明らかにはなっておらず、特に桃鬼である亜理紗の心理状態がこの親子のカギになっていると思います。
紫鬼はいったい誰?
相模を襲い、えみりを誘拐したのは身長180㎝くらいで、紫の鬼の面を被っていた人物だと言います。
防犯カメラにも相模の証言通り、えみりを連れ去る鬼が写っていました。
と言うことはこの鬼集団は全部で11人いると言う事なのでしょうか。
えみりちゃん救出成功
冷凍車の場所を探し当て、無事に武蔵はえみりを救出しました。
相模から電話が入り、安堵につつまれる捜査本部。
と同時に鬼のところにも「武蔵、娘を無事保護」とメールが届きます。
そしてその直後「看護師は警察官、盗聴器はもうひとつ」とのメールが入ります。
この内容から捜査本部にいる人間が鬼と連絡を取りあっていることが判明しました。
と言うことは紫鬼は捜査本部にいる人間の可能性が高く、
警察内部の人間で武蔵、もしくは病院に対して何らかの恨みを持っている人なのでしょうか。
となると一番の黒幕は警察内部にいる紫鬼なのでしょうか。
疑心暗鬼になり一番大切な人が信用できなくなってしまうのでしょうか。
警察の作戦
潜入を命じられたのは3年前まで看護師をしていた淡路巡査。
淡路は和泉に「ご主人にはお世話になりました。素晴らしい方でした」と挨拶していました。
和泉に恩のある淡路は特命任務を受け入れ、佐渡医師の手術に必要な血液製剤を持って病院に入ります。
しかし手術がもうすぐ終わる頃、もう一つの盗聴器の存在を知った鬼に淡路巡査は肩を撃たれてしまいます。
ここにきて和泉管理官のプライベートな部分が初めて明かされました。
何らかの理由で夫を亡くした和泉。
武蔵の良き理解者である和泉の冷静な分析力で事件が早く解決することを願います。
鬼の目的
えみりが救出されたと聞き鬼が「これで彼らもわかったでしょう。娘を失う悲しみが」と言うと白鬼は泣きながら部屋を出ます。
廊下で泣き崩れる白鬼を抱きしめる黄鬼。
2人はおそらく夫婦であり、何らかの原因で子供を亡くした理由を解明することが鬼となった理由なのでしょう。
手術室で看護師として潜入した刑事を撃った青鬼は裕子にも銃口を向けます。
その青鬼にむかって突然銃口を向ける桃鬼。
桃鬼には茶鬼が、茶鬼には灰鬼が、灰鬼には橙鬼が銃口を向けまさに一触即発状態。
別室の監視カメラでその様子をみている他の鬼たちは訳が分かりません。
手術室で看護師を撃った青鬼の様子に「もうここにはいられない」とつぶやく桃鬼と見守る灰鬼。
それを盗み聞きした茶鬼。
目的のために集結した鬼たちですがそれぞれの目的と思惑の間で気持ちにズレが生じているようです。
イナバウアーチャンネルのこれから
病院の中にいる因幡はトイレの洗面台で鬼の面を外した常陸親子の素顔を撮影しました。
今まで撮った動画をダイジェストにするよう指示してまだまだ掘り下げると言う因幡、
自分の身の危険よりもジャーナリスト・報道系インフルエンサーとしての使命に燃え
病院内からライブ配信を始めました。
さらに稲葉は自分から鬼をおびき出しインタビューを取らせてほしいと申し出ます。
すると青鬼から「どうせならコラボしませんか?」と提案される因幡。
イナバウアーチャンネルがどのように事件解決と繋がるのか、鬼の真実を伝えることができるのか目が離せない展開になってきました。
第6話考察と伏線</h3≻
えみりを乗せた冷凍車を探し、武蔵はホテルオシマの駐車場へ来る。
それは武蔵をホテルオシマに来させる鬼たちのシナリオ通りの展開だった。
搬入口をに映した映像にはホテルを3回出入りする播磨院長の姿があった。
しかし3回とも入る時は手ぶらなのにホテルから出てくるときはリネンカートを押している。
いったい院長はなぜホテルオシマにいたのか、そして何を持ち出したのか、なぜこの映像を消去させたのか。
紫鬼の正体と播磨院長の犯した罪の真相解明を急ぐ武蔵。
いよいよ鬼退治篇が始まる。
隠蔽する組織に立ち向かう鬼と素顔で生きる嘘つきな人間たち。これは奥が深い!!
病院占拠1か月前
青鬼・赤鬼・黒鬼が集まったメンバーの前で「これから鬼になります」と宣言します。
ですがお互いのことを知らず、初対面では牽制しあうメンバーも。
銃器の扱い方を学んだり訓練をし、時に一緒にカレーを食べたりもしましたが、
多くを語らず仲間というよりは同志という感じです。
知事と事務長</h4
「知事…まずいですよ。このままだと…」とうろたえる事務長の大隅。
「わかってますよ、少しは落ち着きなさい」とたしなめる神川県知事の長門。
自分たちのどんな悪事がばらされるのか、そうとうマズイ事を知っていると思われる事務長の動揺っぷりが気になります。
院長室にあるシェルターに逃げる作戦を裕子から聞かされた時の知事と事務長の表情も怪しいですよね。
シェルターはあの「例の場所」なのでしょうか。
「例の場所」には一体何を隠しているのでしょうか。
そして知事はどこまでこの病院の悪事を知っているのでしょうか。
鬼たちの過去
灰鬼の常陸先生と桃鬼・亜理紗は甲斐先生の死の真相を明かにするために鬼になりました。
事実上の家族であった常陸先生と甲斐先生。
死因が急性心筋梗塞だなんて言われても信じられるはずがありません。
茶鬼の雄吾と橙鬼の流星は3人兄弟でした。
指針を見ながら「出来が良くて自慢の弟で、本当にいいやつだった」と泣き出す橙鬼。
その様子をみて青鬼は「絶対許さない」とつぶやきます。
茶鬼と橙鬼は弟の死因究明のために鬼になったのでしょうね。
ホテルでの隠蔽工作
ホテルオシマの搬入口で出入りする播磨院長が写っていた映像は2022年1月21日1時3分。
なのにホテル内の映像には院長の姿が見当たりません。
映像を解析すると816号室の廊下映像は深夜1時16分から1時48分が消されており
同じように901号室前と912号室前も映像が消去されていました。
その時間帯は院長が搬入口を出入りした時間帯と一致しており
3つの部屋からは宿泊者名簿からも名前が消去されていることが判明。
隠蔽工作が行われた1年前の同じ日に鬼たちは事件を暴こうとしているのですね。
因幡を呼びだしたのは青鬼?
3年前まで新聞記者をしていた因幡由衣。
しかし政治家の汚職を報道しようとして圧力をかけられ退職し
動画配信で真実を追求しようとイナバウアーチャンネルを始めたと言います。
因幡は青鬼からなぜこの病院に来たのか聞かれ
「”午後1時に界星堂病院の地下駐車場でお会いできませんか?”と匿名のタレコミメールがあったからですよね?」と言われます。
驚く因幡に青鬼はメールしたのは自分だと言い「あなたの本当の姿を見たかったからです」
と防犯カメラが捉えた因幡の映像を見せられます。
「あなたの正義なんてありませんよ。人質の命は二の次だ。頭の中にあるのは動画の再生数だけなんです。
お面を被っているのはあなたの方です!」
因幡の行動も鬼たちが用意したシナリオに含まれたものでした。
そして「人質になって残ってもらいます。あなたにはまだ罪が残っていますから」と言うのです。
因幡由衣の罪とはいったい何なのでしょう。
鬼たちは最初から因幡も退治すべき人物として計画していたのでしょうか。
では武蔵が病院にいたのは想定内だったのでしょうか?
武蔵は予約で病院に来ることはわかっていました。
武蔵を利用することは鬼の計画のひとつに入っていたと思います。
ここからは鬼の想定を超える武蔵の正義を見せていかなくては解決に至らないように思います。
消えた宿泊客
宿泊者名簿から消された3人は
加賀大輝 24歳 神奈川県立医科大学感染症研究センター研究員
日向聡介 10歳 大阪市立瓦橋小学校4年生
山城琴音 24歳 川崎市立大学院教育学専攻
でした。
3人は同じ日に交通事故で亡くなっていることになっていました。
運転手は加賀大輝、歩行者の日向聡介とともに焼死
山城琴音は衝撃で川に転落し行方不明と表向きは処理されていましたが
実際はその時間よりも前にホテルオシマで亡くなっていたのです。
院長には3人をリネンカートに乗せ運び出し、ホテルの副支配人に多額の現金を渡し偽装を依頼した罪があると武蔵は青鬼にいいますが
青鬼は不服そうに声を荒げます。
院長はどうして3人の死を隠蔽したのか
本当の死因は何なのか
山城琴音さんはどうして見つかっていないのか
そもそも院長1人で交通事故の嘘の記録を残すことができるのでしょうか
返事ができない武蔵に制限時間が迫ります。
しかし何故か青鬼は「取調室の机の下にプレゼントがあります」と耳打ちし院長を解放します。
鬼たちはこの先どんな状況になるのかすべて予想できていて
鬼たちの思い通りに事が進むのはなぜなのでしょう。
本物の紫鬼のたくらみは何なのでしょう。
第7話考察と伏線</h3≻
第7話のタイトルは「大解除」
院長に残りの罪を自供させるために武蔵に与えられたは1時間。
このままじゃ私は殺される、と報復を恐れて何も喋れない院長。
このままでは二人とも死ぬ。
武蔵は自分自身で爆弾解除に挑む。
病院内では潜入したSIS隊員に狙われた亜理紗をかばい
茶鬼・雄吾が銃弾に倒れる。
雄吾を助けるため裕子は緊急手術を行うが…
まだ解明されてないものがこんなにあるなんて
こりゃ最終回で全部回収できる??
取調室の爆弾は誰が仕掛けたか
取調室の椅子に爆弾を取り付けたのは播磨院長が横浜北署に移送されることを知っている人物。
あらかじめ北署のメインサーバーを乗っ取り監視カメラから配信するように準備し
取調室の机の下にメモを貼り椅子には爆弾を仕掛けることができる人物。
鬼たちは病院の中にいるため警察内部にいるもう一人の鬼
11人目の紫鬼がすべて仕掛けていると思います。
紫鬼は一体誰なのか、第7話でかなり絞り込まれてきたように思います。
死亡した3人の身元
警察はデータベースからホテルオシマで亡くなった3人の身元を調べました。
日向聡介:父・摂津公明 元陸上自衛官で不発弾処理隊所属
母・日向ゆり子
大阪で母親と暮らしていたが事故の前日離婚した元父親に会うため1人で横浜市に来ていました。
加賀大輝:兄(長男)・加賀雄吾
兄(次男)・加賀流星
神奈川県立医科大学感染症研究センター研究員
山城琴音に関しては家族はなく里子に出されている。
としか情報はありません。
そして山城琴音のデータには2022年12月20日の修正履歴だけが残されていました。
3人が亡くなったのは2022年1月21日。
2022年12月20日は病院占拠の約1か月前、鬼たちが集結した頃と一致します。
山城琴音の死の真相を明かにするために警察内部にいるであろう紫鬼は不都合なデータを消去したのでしょうか。
怪しい相模の動き
3人の身元を調べるように和泉から言われた相模は「摂津から調べます」と答えました。
現状では摂津は不発弾処理の経験があることから爆弾作成に一番近い人物です。
摂津の部屋からは界星堂病院の院内地図や加賀雄吾にあてたメールがあり、相模は和泉に「これは…爆弾の設計図です!」と言いますが
実際はトラップのある偽物の設計図でした。
これって故意に相模が選んだのでしょうか。
武蔵の娘・えみりを乗せた冷凍車がホテルオシマに着いたとき、相模は搬入口に映し出された映像をみて
武蔵に「これって・・・ここでは?」とヒントになるような言い方をしました。
また相模が本部を出た直後、鬼たちのところへ「警察がシェルター内回線から院内システムに入った。
SIS隊員2名が、地下入り口から中に入った」とメールが来ます。
今までも鬼に連絡がいくタイミングは相模が単独行動できるタイミングと一致するように思います。
摂津の部屋に行く→爆弾の設計図が見つかる→警察はどう動くのか、院長をどうやって助けるのか
相模の行動はすべて鬼たちのシナリオを手助けしているようです。
相模の怪しさに武蔵も和泉もそろそろ感づいてきていますよね。
B4Fの存在
シェルターのパソコンを操作していた若狭先生は地下4階があることに気付きました。
「この病院、地下1階までしかないはずですよね」と言い、裕子がクリックしようとすると
事務長の大隅が「武蔵先生、下手に触らない方がいい。
シェルターの機能が誤作動したらまずい」と言いクリックを食い止めます。
素直に言うことを聞く裕子を見て、何故か長門知事とアイコンタクトを取る事務長。
おそらく事務長は界星堂病院の隠蔽の真相を知っていると思います。
そして長門知事もB4Fにバレたら困るものがあることを知っているでしょう。
そうなるとこれは病院だけでなく県や国、警察など巨大な組織を守るための隠蔽なのだろうと思います。
それらの秘密を隠した例の場所は地下4階のどこにあるのでしょうか。
鬼の協力者は若狭医師?
「あなたたちには言っていませんでしたが、この病院を占拠した時からICU内に1人潜り込ませていました」
青鬼は他の鬼たちにも告げていない協力者が最初からICU内にいたと言います。
そしてその協力者からこの病院には地下4階があることを知ったと言います。
今現在ICUにいるのは武蔵裕子・若狭医師・長門知事・看護師の安芸・大隅と因幡由衣。
だれが何のために鬼に協力しているのでしょうか。
看護師の安芸の病態が悪くシェルターを開けるかどうか言い争った時
若狭医師は感情を高ぶらせてこう言いました。
「誰かを犠牲にするなんて間違ってる!」
若狭医師のこの言葉には犠牲になった誰かのことが頭にあったのではないかと思うのです。
ただどのようにして青鬼に伝えたのかはまだわかりません。
院長の告白
取調室に仕掛けられた爆弾ですが監視カメラの映像をループ再生し、武蔵自身が配線を切り解除していきます。
ですが設計図のトラップによって爆破のカウントダウンがスピードアップしてしまいます。
焦る武蔵の様子に院長はとうとう叫びます。
「甲斐先生は我々の仲間だった。話をつけるつもりだった。ホテルオシマの件もそうだ。すべてはP2計画のためだったんだ!」
その言葉を聞いた青鬼は爆弾の解除を指示します。
院長の口から配信を使って多くの人々に「P2計画」というワードを伝えたかったのでしょう。
本当の事を聞き出せないまま院長を殺害してしまっては鬼たちは目的が達成できないはずですが
誰かの手によって院長は武蔵の拳銃を使って射殺されてしまいます。
青鬼はその銃声を聞いた。
院長を殺害したのは紫鬼なのでしょうか。
紫鬼は亡くなった山城琴音の関係者であり、主犯格の青鬼・赤鬼・黒鬼もそのつながりであろうと考えます。
そして紫鬼は相模。
相模は院長を激しく憎んでいて死んでも構わないとさえ考えているのではないでしょうか。
それともすべての罪を武蔵になすりつけ、これ以上「P2計画」について注目が集まらないようにと
考えた警察内部の隠蔽組織(首謀者)による犯行なのでしょうか。
院長は「証拠はSDカードの中にある。暗証番号は2827。もしもの時はそれを公表してくれ」と武蔵に告げていました。
このことは武蔵しか知らない事実。
武蔵が院長に変わってSDカードの中に残された事実を公表されると困る人間が
今度は武蔵の行動を阻んだり命を狙うかもしれません。
武蔵には病院内にいる人質救出という使命がある。
人質を救出し大切な家族を助け、事件の解明をしなければならない。
そのためには鬼たちとどう接触していくのかも気になるところです。
第8話考察と伏線</h3≻
取り調べ室で院長は叫んだ。
「ホテルオシマの件もそうだ。全てはP2計画の為だったんだ」
しかし院長の口からそれ以上語られることなく、院長は誰かに射殺されてしまった。
それも武蔵の拳銃で。
院長を射殺したのは誰か、
武蔵は青鬼から連絡を受け疑惑を晴らすために逃亡し
院長の車から証拠を探し出そうとし
相模や志摩に協力を仰ぎSDカードを入手する。
https://youtu.be/MhC98OuLdW0
鬼の色の意味
病院占拠の1週間前、鬼たちにそれぞれ面が渡されました。
デザインしたのはみさき。
テーマは恐怖と悲しみ。
色は仏教における煩悩を意味しているのだと言い
黄色と白は「後悔」と「心の動揺」だと説明しました。
煩悩の色はよくわかりませんが色には色の持つイメージがあると思います。
赤や黒には強い怒りが
青には冷静さや深い憎しみがあるように感じます。
紫にはいったいどんな感情があるのでしょう。
https://twitter.com/dbs_ntv/status/1633802857635020801
備前が和泉に命じたのは
院長が撃たれた弾痕と武蔵の銃が一致したことで
県警本部長・備前は武蔵が鬼の協力者だと断言し、和泉に武蔵の確保を命じました。
武蔵に銃を撃つことはできないと言う和泉ですが
管理官として武蔵三郎をマル容と断言し緊急配備を命じました。
同期の仲間である武蔵への苦しい選択に追い込まれている和泉管理官ですが
いつにもまして辛そうな表情や呼吸の乱れも感じました。
過去にもこんな苦しい選択をしたことがあったのでしょうか。
院長の死の真実
院長と県警の関係を探るよう武蔵に頼まれた志摩は
5年前の暴行事件の捜査が打ち切りになっていることを突き止めました。
院長の弱みを握って自分にとって有利な人脈を作ろうとした備前によって
院長は備前の言いなりとなり、逆に利用されていたのです。
院長は自ら動画で告白したものをSDカードに残していました。
「私はP2計画を頓挫させないためにホテルオシマで3人の死の隠蔽をさせられました。
全ては備前本部長の命令です。
今日知事の視察の後、会食で本部長に直談判するつもりです。
もし私に何かあったらこの動画を公表してください」
武蔵は備前に詰め寄りますが「推測の域を出ない」と一蹴されてしまいます。
ところが「証拠ならありますよ」と突然青鬼が言い出しました。
院長を病院から釈放した時に院長のポケットに盗聴器を入れていたと言うのです。
青鬼は盗聴器の音声データを配信で公開しました。
そこから聞こえたのは武蔵が殴られた音がした後「余計なことを喋ってくれたな」という備前の声でした。
武蔵に降りかかった院長殺害の濡れ衣を明かしてくれたのは青鬼でした。
青鬼は真実を公表することで捏造や隠蔽をこれ以上増やしたくなかったのでしょう。
青鬼の信念が武蔵を救ったのです。
3年前のあの時とは?
丹波は県警本部長の備前に電話をしていました。
「和泉は本部長が思うほど強い人間ではありません。
3年前のあの時だって…」と言いかけると
「わかっている」とだけ話す備前本部長。
武蔵は3年前の和泉とは接点はなかったはずです。
和泉の周りに起きた3年前の出来事とはいったい何なのか。
和泉がトラウマになるほどの苦しい記憶。
武蔵が和泉の心を救ってあげられるのか
また因幡由衣が新聞記者を辞めたのも3年前です。
何か関わりがあるのでしょうか。
B4へのパスワードはトリケラトプス?
病院には誰にも知られていない地下4階があり
そこへ行くためのエレベーターには11ケタのパスワードの入力が必要でした。
大隅事務長がいつも持っていた茶色の手帳は
看護師の安芸が盗んでいました。
人質の中の鬼の協力者は看護師の安芸だったのです。
事務長の手帳にはパスワードが書かれているはずだと言う鬼からの指示で盗んだのでしょう。
事務長は自分の息子へ遺書のような手紙を書いていました。
その中にあった「トリケラトプス」の言葉がパスワードだと言い切った看護師の安芸は
「病気なのは事実です。鬼になる理由が私にもあるんです」と言いました。
彼女もこの病院にまつわる罪の犠牲者なのでしょうか。
彼女の病気もP2計画に関係しているのでしょうか。
紫鬼は相模だった
警察の動きが鬼たちに伝わっていることから捜査本部の中の重要な人物が鬼であると予想されていました。
武蔵を鬼たちの描いたストーリーに沿うように動かしてきた鬼の中でも主犯格の人物は
SIS捜査員でもある相模俊介でした。
おそらく山城琴音さんのデータベースを改ざんしたのも相模でしょう。
山城琴音さんは里親に引き取られたとあるのでおそらく相模と赤鬼の美作、黒鬼のみさきも同じ施設で育った仲間だと思います。
交通事故で亡くなったはずなのになぜか遺体が見つからないまま死亡と処理されている不可解な事件の被害者は
幼い頃一緒に過ごした仲間だった。
紫鬼の力が無くてはこの計画は実行できなかったはず。
武蔵にとって相模は良き相棒であったはずなのに実際は鬼に利用されていたのです。
ではなぜこの界星堂病院の闇を暴くために武蔵が使われたのか
武蔵がトラウマになっているガソリンスタンドの事件が今回の鬼たちの起こした行動とどうかかわっているのか
武蔵はたまたま居合わせたのではなくやはり選ばれた人なのでしょうか。
全ての謎が明らかになるのは時間の問題です。
https://twitter.com/dbs_ntv/status/1632015478645489666
第9話考察と伏線</h3≻
紫鬼の正体は相模だった。
騒然とする本部、武蔵は相模の隙をついて紫鬼に扮し
界星堂病院内部に潜入を試みる。
一方青鬼は「界星堂病院にまつわるすべての罪を明かにしなければ知事を殺します」と言い、知事の頭に銃口を向ける。
現場指揮を丹波に任せ、相模の取り調べをする和泉。
ホテルオシマから運ばれた後、行方不明となっていた山城琴音が相模の恋人であることが判明するが
相模は和泉に「あなたにはわかるはずですよね、俺の気持ちが」と言う。
そして青鬼に地下4階へ連れてこられた裕子はこの場所が研究施設であることに気付き
鬼たちが探し求めていた人物に出会うこととなる…
https://youtu.be/h5IquRtJAYg
紫鬼に扮した武蔵
「10分後に合流する」と鬼に連絡をした相模ですが
気を失ったふりをした武蔵に襲われ逆に警察内に抑留されました。
武蔵は「紫鬼に扮して病院内に潜入する」と和泉に伝え、情報収集と人質解放を試みます。
鬼の面を被りコートを着ればぱっと見誰かわからないと言う点を見事に逆手に取りました。
ボイスチェンジャーもこういう時は役に立ちますね。
https://twitter.com/dbs_ntv/status/1636699219447918593
地下4階にあったもの
青鬼に地下4階に連れてこられた長門知事と裕子。
裕子は「ここは研究施設?」と言い、病院の中に存在していた謎の施設について初めて知ったようでした。
青鬼たちが探し求めていた例の場所とは地下4階のここであり、探していたものとは「山城琴音」でした。
そしてこの場所から冷凍保存されていた琴音を発見しました。
泣き崩れる黒鬼・みさきと赤鬼・美作を前に青鬼は
「あの時遺体が見つかっていれば区切りがついたかもしれない。
私たちは前に進むことができなかった、あなたのP2計画によって」と知事に言います。
地下4階には山城琴音以外にも何人かの遺体が冷凍保存されていました。
一体知事はこの場所で何を行っていたのでしょうか。
ワクチン開発を成功させ多くの利益をもたらすことを計画していたのでしょうか。
多くの命を守るという名目のために犠牲になった命がいったいいくつあったのでしょうか。
和泉と相模
相模は警察官の立場を利用し、知事のスケジュールを入手し
界星堂病院の視察が1月21日であることを知りました。
相模は捜査本部は立つであろう場所に盗聴器を仕掛けることを約束し
鬼たちは自らの正義を果たすため相模の協力を得ることによってより強固なものになりました。
和泉は相模の取り調べを開始します。
取調室の椅子の下に爆弾を仕掛けたり、武蔵の娘・えみりの保護を代わり居場所を教え拉致させ
病院に看護師を装った警察官が潜入したことを鬼に伝え
解放された院長のポケットに盗聴器を入れたのも相模でした。
和泉の元に半年前移動願いを出したのも、今回の鬼たちによる病院占拠を達成させるために他なりません。
相模は山城琴音と結婚する予定でした。
しかも琴音のお腹の中には新しい命が宿っていました。
「俺は愛する人を、愛する家族を突然奪われた。
管理官、あなたにはわかるはずですよね、俺の気持ちが」
相模に強い眼差しで見つめられた和泉にも、同じような過去があったのでしょうか。
和泉の夫の事を相模は言っているのでしょうか。
和泉の過去も最終回には大きなポイントになると思います。
あの男が私を鬼にしたんです
裕子に青鬼に「これ以上夫が思い通りに動くと思ったら大間違いよ」と詰め寄りますが
「武蔵刑事はあなたの為なら命でも捨てるつもりです」と言い相手にしません。
「夫に恨みでもあるの?」と言う裕子に青鬼は静かに言います。
「あの男が私を鬼にしたんです」
武蔵と青鬼の大和耕一には直接の接点はありません。
ですが武蔵にも自分の罪を話すことを青鬼は求めていると思います。
となると、武蔵が関わった『ガソリンスタンド立てこもり事件』を避けては通れないでしょう。
そして犯人と対峙する武蔵の様子を隠し撮りしていた因幡の動画によって
武蔵は犯人確保のため立ち向かった刑事と賞賛されました。
ですが武蔵は目の前で爆発が起き、救出できなかった立てこもり犯の顔が忘れられず
自分が貫いた正義のために人が死んでしまったことに精神を病んでいました。
立てこもり事件を起こした男の目的には鬼たちが明らかにすべき真の理由に通じるものがあるはずです。
そして武蔵の主治医である常陸医師は武蔵にこう言いました。
「あなたの苦しみはよくわかります。
何か力になれることがあれば何でもおっしゃってください」
そしかしたら鬼たちは武蔵を苦しみから解放してあげようとしていたのではないでしょうか。
ガソリンスタンド立てこもり事件を起こした男は
「何を隠しているんだ!」と言って女性を脅迫していました。
あの立てこもり事件を起こした男の動機や事情を知ることが今回の鬼たちの行動の裏付けになるはずです。
https://twitter.com/dbs_ntv/status/1636359061699710976
必ず裁きを受けることになる
配信が始まり武蔵は界星堂病院の犯した罪について話します。
・3年前、プレミアム・パナケイア号で新型ステルウイルスが発生
・この船には長門知事が乗っていた
・その後知事は感染症対策に強い関心を持つ
・ワクチン開発のための研究所が必要だと決心
・病院を設立する際に密かに研究所を地下4階に設立
・計画に関わっていたのは播磨院長・大隅事務長・感染症医師甲斐正美・知事の同級生の備前本部長
・海外からウイルスを輸入し研究させていた
そしてその研究員だった加賀大輝は過労によりハイドラウイルスに感染してしまい、
ホテルオシマで出会った日向聡介、山城琴音も感染させてしまった。
この話を武蔵が青鬼に話している時、和泉は立っていられなくなり崩れるように寄りかかり涙を流しました。
和泉の夫の死の原因は新型ステルウイルスなのでしょうか。
もしかしたら和泉の夫の死にもP2計画は関わっているのでしょうか。
そのことを和泉自身も今知ったのだとしたら
相模が和泉に言った
「誰も鬼から逃げることはできません。必ず裁きを受けることになる」の言葉が和泉自身に帰ってくるのかもしれません。
第10話考察と伏線</h3≻
愛する人の方が多ければ青鬼の勝ち
1億2000万人の方が多ければ知事の勝ち
勝った方の命が助かるという投票が百鬼夜行チャンネルで始まった。
いったい人々はどちらの命を選ぶのか。
そして次々に判明する鬼たちの素顔と
鬼たち自らが語る鬼になった想い。
全ての罪が明らかになった後、鬼たちはどうするのか
https://youtu.be/Fs5NmWR19Pc
鬼たちの気持ちを知れば知るほど鬼に気持ちが傾いてしまう。悲しい結末はいやだなぁ
すべての鬼の正体が判明
青鬼の耕一は配信で鬼の面を取り、素顔を公開し自らの身体に注射をしました。
警察は顔認証システムから人物を特定し、青鬼は大和耕一・27歳でIZUMOビジョンというアプリ開発会社のCEOであったことを突き止め
共同経営者であった美作孝と伊予みさきも赤鬼と黒鬼であることが武蔵の証言で確定しました。
耕一・美作・みさきは幼い頃親と暮らせなくなり里親に預けられたことがあり、3人は特別な絆によって結び付けられていると雑誌のインタビュー記事にありました。
そして会社を立ち上げたのは妹の学費を稼ぐためだったというのです。
妹というのはホテルオシマで亡くなりその後行方不明となっている山城琴音でした。
鬼たちにはそれぞれ鬼になる理由があっったのです。
そして鬼にならなければ解明することができない巨大な組織や権力と戦う必要があったのですね。
鬼たちから最後の言葉
鬼たちは自分たちの目的や想いをビデオメッセージとして残していました。
緑鬼・周防誠は一人娘のあかりを失い、気づいてあげられなかったことを謝罪しました。
茶鬼・加賀雄吾と橙鬼・加賀流星は弟・大輝にむかって
不慮の事故で命を落とすことになってしまった弟の無念を悼みいかに大切な自慢の弟であったかを伝えました。
灰鬼・常陸先生と桃鬼・常陸亜理紗は内縁の妻であった甲斐正美医師にむかって
2人にとって愛する大切な存在だったかを告げました。
黄鬼・摂津公明と白鬼・日向ゆり子は息子の聡介にむかって
3人でできなかった事をもう一回やろうと言い
聡介からもらったアイスの当たり棒を手に「生まれてきてくれてありがとう」と涙を流して感謝の言葉を伝えました。
紫鬼・相模は山城琴音に向かって2人で話した将来の夢を語り
生まれてくるはずだった赤ちゃんを抱いている琴音の姿を見たかったと話しました。
黒鬼・伊予みさきと赤鬼・美作孝も琴音に向かってメッセージを送ります。
みさきは「結婚祝い渡せなくってごめんね」と言い胸に下げたネックレスを握り
美作は「琴音は俺たちの星だったんだ」と虚しさをこらえながらいかに琴音が大切な存在だったかを話しました。
明るい太陽の下で素顔をさらし話す言葉には少しの嘘も偽りもなく、
それぞれが愛する人を想い伝えられなかった心の内を語る
このシーンはこのドラマの中で一番の見どころでした。
何度見ても愛にあふれていて、そしてこの思いが伝えたかった相手に届かなかった不条理さに涙があふれます。
和泉さくらの闇
青鬼・大和耕一は武蔵に「呼んでほしい人がいます。和泉管理官です。彼女が来たら出頭します」といいます。
そして耕一の前に現われた和泉にむかって
「愛する人、1億2000万人。あなたならどちらを選びますか?」と聞きます。
選べないという和泉に「すでに選んでるはずです。3年前にね」と言い、耕一は話し続けます。
・停泊していたプレミアム・パナケイア号で知事の警備として和泉の夫・義行が同行した
・その後船内で新型ステルウイルスに感染し義行氏は死亡
・和泉は長門知事に「日本のワクチン開発を早急に推し進めるべきだ。国家をあげて動き出す責任がある」と言及した
耕一はP2計画を知事に進言したきっかけが和泉さくらだというのです。
和泉は胸の内を話し始めます。
夫はステルウイルスの日本人初の感染者であった
警察官としての職務を全うしただけなのに、まるで犯罪者のような扱いを受けた
ホテルオシマで亡くなった3人を交通事故として処理しようという備前本部長や長門知事の判断には
納得できないまま受け入れるしかなかった
1つの秘密がやがて途方もなく大きな闇となっていく
和泉が管理官として界星堂病院占拠の指揮を取っていく中で
事件の真相に自分自身が関わっていることに気付いたのはいつなのでしょうか。
武蔵のトラウマ
1年前に起きたガソリンスタンド立てこもり事件。
人質を助けるための武蔵の発砲でしたが、引火・爆発が起き犯人を確保できなかったことで苦しんでいた武蔵。
その救助できなかった犯人・尾張耕太郎が大和耕一と山城琴音の里親だったのです。
耕一は武蔵の目の前で裕子の首にカッターナイフを押し当て
因幡に動画を撮らせます。
あの日の父親と同じように
あの日のことをみんなが思い出すように
因幡はこの時の動画の再生がバズり一躍脚光を浴び、チャンネル登録数も劇的に伸びました。
ですがこの動画があったことで武蔵は苦しみ続けました。
和泉は耕太郎の事件の本当の目的に世間が着目しないよう
因幡の動画を利用し武蔵に賞賛を与えました。
武蔵に決断を迫り耕一は裕子にカッターナイフを振りかざしますが
武蔵が配管を撃ちその勢いにひるんだ耕一から裕子を取り戻します。
耕一は父親と同じ方法で人生を終えるつもりでした。
病院に灯油を忍ばせ、父親の手帳に火をつけ妹の琴音と共に死ぬことを選択していたのですが
武蔵は助けられなかった耕太郎のことを思い出したのでしょう、「もう誰も死なせない」と必死に耕一を引き戻し
身柄を拘束し逮捕となりました。
大病院占拠の終わり方
鬼たちは途中命を落としてしまった茶鬼以外、全員身柄を確保されました。
そしてP2計画は中止。長門知事、備前本部長、和泉管理官は警察の取り調べを受けることになりました。
ホテルオシマで起きた3人の死を隠蔽し偽装までした罪は大きいでしょう。
武蔵はおそらく過去のトラウマから回避でき、娘えみりの信頼も取り戻したことで
愛する家族と過ごす平穏な日々が待っていると思います。
と安心させておいて、エンディングの不穏な音楽…
これはまだ鬼がいるのか…?
大病院占拠最終回の一番最後の意味深なシーン、これをどのように考えますか?
捜査本部も解散し誰もいなくなった部屋のパソコンには1通のメールが届いています。
差出人は『宛先不明』さん
宛先は U4r0n05h0mendAre
件名は無題
メール本文は
ありがとうございました
blue
とありメールを削除した後、電源を落としたパソコンのモニターにはメガネを外す駿河紗季の顔が写っていました。
駿河紗季はこの事件の解決に必要不可欠な人物でしたが、相模が誘導し警察の動きをリードしたように
駿河も鬼たちの協力者だったのでしょうか。
改めて駿河紗季という人物について振り返ってみたいと思います。
駿河紗季(32)
神奈川県警捜査支援分析センター(KSBC)の情報分析官
高度なデータ解析技術を持ちハッキング能力も高い
感情を表に出さず淡々と仕事をこなす
和泉管理官とは2年前の横須賀の監禁事件以来の関係であり
信頼を寄せての抜擢であると思います。
駿河は今回の事件で和泉の要求以上に仕事をこなし
病院内のシステムを解除したり防犯カメラを駆使し車両解析をしたり
何かが起きる度にいろんな方法を和泉に提案し事件解決の立役者となっていました。
院長の取り調べの様子をループ再生するときは
事件解決のため爆弾が仕掛けられている取調室の近くまで行く駿河に
勇気と青鬼への執念が感じられました。
警察内部に内通者がいるとして一度は疑われた駿河でしたが
携帯で送ったメールは「ごめん、今日も帰れそうにない」と彼氏に送ったものでした。
ですが最終話で青鬼も自分たちの動画を駿河の使ったループ再生と同じように作成し
突入してくる武蔵や和泉を欺くことに成功しました。
また武蔵と和泉が地下4階についた後エレベーターが止まってしまいましたが
青鬼以外の鬼たちは全員確保されており、美作のタブレットは武蔵の元にあったため
すべての細工は耕一ひとりがやらなくてはならなかったと思います。
ここで送られてきたメールですが
私は駿河が「宛先不明」と登録した人物から送られてきたメールであると考えます。
メールは送信相手・受信先・件名・本文という順になっていることが多いと思うのですが
駿河があえてある人物のアドレスを「宛先不明」という名前で登録してあるとしたら
その人物が「blue」と同一人物なのではと思うのです。
そしてメール本文の「ありがとうございます」が意味するものははっきりとはわかりませんが
人質の中に鬼ではないものの鬼の協力者である看護師の安芸がいたように
警察内部にも紫鬼・相模以外の協力者の存在があってもおかしくないのではと思うのです。
駿河ほどの能力をもっていれば警察内部のいろんな事情を知ることは簡単なことでしょう。
真面目で優秀であればあるほど警察内部の隠蔽体質など知ることもあるのではないでしょうか。
駿河が直接鬼の誰かとつながりがあるとこじつけるのは簡単ですが
このドラマの中に「正義感」というキーワードがあるとすると
鬼側に協力することが駿河の正義感に近いのかなと思うのです。
鬼たちの目的は界星堂病院の罪を暴くこと
その罪の奥底には知事や警察という巨大な組織による隠蔽があったり
動画のある一部だけを切り取って好き勝手なことをいったり
名前を公表せず見ず知らずの他人の事を軽々しく罵ったり
誰かの意見に同調し膨れ上がっていく うわべだけの正義感
罪を告発し謝罪をしても終わることのない社会
播磨院長が「本当のことを言ったら殺される」と言ったこと、それは社会的に殺されるという意味だと思うのです。
この世界には「嘘だろ」と言いたくなることが何度もあると思うのですが
エンディングの武蔵の言葉が一つの救いになると思うのです。
鬼はいろいろなところに爪痕を残した
結局何が正しかったのか俺にはわからない
でも一つだけ言えることがある
俺にできることは目の前の大事な人をこれからも守っていく
それだけだ
大病院占拠のSNS一覧
公式HP
https://www.ntv.co.jp/dbs/
twitter
https://twitter.com/dbs_ntv
Instagram
https://www.instagram.com/daibyoinsenkyo_ntv/
tiktok
https://www.tiktok.com/@daibyoinsenkyo_ntv
まとめ
要約しますと
- 2023年1月よりスタートするドラマ『大病院占拠』の考察と伏線をまとめた
- 出来立ての病院なので、医療ミスの怨恨ではなさそう?では占拠の目的は何か?
- 様々な伏線が各話ちりばめられている。
\見逃しは1週間はTVer、それ以上はHuluで/