最終回、義時どうなる?ホームページの画像に震えたんですけど。
皆さんこんにちは。癖のあるドラマ考察サイトのすぐ泣くです。
毎回主要人物が亡くなって舞台から去ってゆくので、「死ぬどんどん」とまで名前がついた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がいよいよ、最終回を迎えます。
鎌倉殿の13人の最終回を予想し、なぜそうなるかを考察してみましょう。
名優といって間違いなし、凄いオーラの小栗旬演じる、どんどんダークになる義時、
それにしても大出世したなあと思う小池栄子演じる、悪女とはとても思えぬ政子
純粋な役が最高に似合う坂口健太郎演じる、いつまでもピュアな泰時がどこに行き着くのか最終回に期待しましょう。

鎌倉殿の13人最終回予想
鎌倉殿の13人の最終回予想は、
北条義時が、妻のえに毒殺されて生涯を終えることで幕を閉じます。
ただ、その前に、その直後に起こる伊賀氏の変によるのえの島流しや、執権を引き継ぐ息子泰時による希望が見える新しい世の中を予感させる場面を挿入するものと思えます。
最終回のポイント
押さえておくべき最終回のポイントは3つあります。
・主人公北条義時はどんな形で最後を迎えるか?
・北条義時没直後に起こった伊賀氏の変をどう組み込むか?
・あとを引き継ぐ息子北条泰時のこれからの政治がどうなると予感させるのか?
各ポイントの予想を見ていきましょう。
主人公北条義時はどんな形で最後を迎えるか?
北条義時は、病死ではなく、後妻のえ(菊地凛子)による毒殺により最後を迎えると予想します。
歴史書では脚気などで体調を崩し病死、毒殺、側近による殺害など3つの説があります。
脚本の三谷幸喜さんは、これまでも歴史書での最も有力な説に拘らず、物語としてどうあれば、「鎌倉殿の13人」をうまく描けるかに拘ってきました。
三谷幸喜さんは、座談会で、こう語っています。
「色々な人の死に関わってどんどんダークになっていった義時が、幸せに亡くなってはまずい。やっぱり、彼なりの最後というものをきちんと描くべきじゃないかという感じがしての最終回となる」。
また「あんまり大河ドラマではない、主人公のラストシーンになった気がしますね。」と義ハッピーエンドではない終わり方を示唆しています。
さらに、登場人物が殺されるまえには、必ず前回や前々回に予兆を描いていますが、義時が、後継者を長男泰時にすると断言し、のえ(菊地凛子)が、自分の子が執権になる可能性が断たれた時の恨みの目をクローズアップしていますのも、この伏線に見えます。
尼将軍政子はもちろん、北条時政(坂東彌十郎)の妻りく(宮沢りえ)などこのドラマでは、女性が物語の流れの鍵を握って展開する場面が多く最終回もそれに違わない展開となると見ました。
【メディアインサイド】「孤独な男、義時」演じきった小栗旬 「鎌倉殿の13人」18日最終回https://t.co/Esmc5EJsr7
「脚本の三谷幸喜さんもおっしゃるように、人間はそんなに急に変わるわけじゃない。じわじわと彼をむしばんでいった何かが、十分丁寧に描かれている」
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 11, 2022
北条義時死の直後に起こった伊賀氏の変を、どの場面で組み込むか
伊賀氏の変とは、北条義時の死去に伴い、伊賀光宗とその妹の伊賀の方のえが、実子・政村の執権就任と、娘婿・一条実雅の将軍職就任を画策した事件です。
尼将軍・北条政子が、その動きを察し泰時を後継につけて事件を未然に防いだものです。
最終回では、のえ(菊地凛子)が、ひそかに義時に毒を盛る場面の前後に、今後の謀略が露見し、流罪となる運命を挿入するのではと想像します。
北条泰時のこれからの政治がどうなるか
伊賀氏の変を抑え込み、執権を継いだ北条泰時のこれからをどう仄めかすか?先の三谷幸喜の話から、主人公はハッピーエンドではありませんが、物語としては、明るい将来を暗示させる必要があります。
これも、泰時が意識を失ってゆく過程で、挿入するか、それ以前の老齢化して体調が不順な床で、夢にみるかというところではないでしょうか?

鎌倉殿の13人最終回への期待の声まとめ

公式ホームページにアップされたこの画像何なんだよ
余計気になって眠れないよ


今年は誰か最終回ゲストはいるでしょうか。

最終回終わり方について
最終回終わり方は3つのポイントで説明しましたように、敵対者を容赦なく成敗し、どんどんダークとなった義時の最後として、病死などの穏やかな亡くなりかたはふさわしくない、義時の死のその後の展開を視聴者に知らしめるということが意図されたのです。
最終回終わり方の意味とは?考察深堀
これまでの大河ドラマでは、最終回は概ね主人公が家族や家臣に囲まれながら、惜しまれながら、亡くなるパターンが多かったと思います。
そこに、それまでのやって来たことが走馬灯のように浮かぶことで、過去をもう一度おさらいするのがよくあるパターンではなかったでしょうか?
三谷幸喜さんは、そこにも新たなやりかた終わり方を取り入れたいという強い意志があったと思われます。
義時があっけなく亡くなったのは、伊賀氏の変がおこる要因ともなっています。
まとめ
わかりやすくまとめると
- 鎌倉殿の13人の最終回予想を、三谷幸喜の意図を組んで3つのポイントからしっかり予想しました
- このドラマは女性が鍵を握って展開する場面が多く、最終回もそうなりそう
- 驚きの結末になるという最終回への期待の声がとても多く、大河ドラマの最高傑作ロスを心配する声が多そう

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